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zoom RSS 夏色四片 第20話

<<   作成日時 : 2007/10/03 00:20   >>

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彼は、計画の一部が瓦解した事を理解した。

目的の一つは、皇太子の確実な殺害。
戦死する確率が高いとはいえ、下手に落ち延びられては後々の災いとなる。
有り得ない話ではないのだ。
忠臣が揃っているなら、如何に本人が踏み止まろうと、強引に逃がされる可能性もある。
財はともかく、ある程度人脈を維持した復讐者を野に放つ――それは出来る限り避けねばならない。
先の見えた老王などより遙かに危険。
それ故、古来より敗者の一族郎党の根を絶つのは、戦の常道の一つである。

無論、遂行出来る可能性自体は高くなかった。
ある意志の偶発的な決意から得られた機会。
同じく、偶発的に発生した、自分と縁故を有する使者の選定。
貴重な偶然の積み重ね。――それでも難易度の高さに変わりはなく。
実際にアルビオンで事を為せたかどうかについては、極めて曖昧と言えた。

だが、それでも『千載一遇の機』ではあったのだ。

改めて荷車の方に目を向ける。全ての原因たる使い魔。
小賢しい策を並べ立て、理不尽な能力で全てを覆し、挙げ句に徒労を味わわせてくれた。
ぎり、と奥歯を噛み締める。
ウェールズ・テューダーと接触する機会が、永久に失われた事は理解した。
理解はしたが、到底納得出来る話ではない。



「ワルド様?」
違和感を感じたルイズは眉を顰めた。
「どうかされましたか」
「うん? ああいや、感心していたんだ。まさかルイズが、それほどの使い魔を召喚していたなんて」
それよりも、と彼は笑いながら頼んでくる。
他人行儀な喋り方は勘弁して欲しい――そう言われた彼女は多少逡巡の色を見せたが、すぐに微笑んだ。
「わかったわ、ワルド。これでいい?」
「ああ。昔に戻ったようだよ」
笑みを返した彼は、いかにも不思議そうな顔で尋ねた。

「それにしても、きみは一体どんな方法でアルビオンに行ってきたんだ?」
「それは、その」
焦ったルイズは、どう言い繕うべきか考え始める。
が、ワルドは構わず続けた。
「魔法にしても無理がある。とすると……そうか。彼女は先住魔法が使えるという事だね?」
「え? まさかそんな」
「つまり先住種族か。なるほど、あの奇妙な服装も納得がいく」
「あの」
言い訳しようにも、勝手に頷いているワルドを見ると、とても言いくるめそうにない。
元々嘘はそれほど上手くないのだ。

「ワルド。リンディの事は出来る限り黙っていて欲しいの」
「先住種族が、王家に連なるヴァリエール家に仕えるというのは、体裁が悪いのかい?」
「そうじゃないわ」
ルイズは慌てて説明する。
使い魔にした経緯は言えないが、彼女が様々なマジックアイテムの使い手で、頼り甲斐のあること。
柔軟な思考と対応で、いつも自分をフォローしてくれる『大人』であること。
――だけど、世間的には目立ちたくないと思っているらしいこと。
何か理由があるのだ。それはおそらく、自分がどれだけ頼んでも教えてもらえないはずで。
(それに過去だって、ほとんど教えてくれないし)

「使い魔のルーンも、こんな感じの不思議な文字なの。先生も見たことないって」
うろ覚えではあったが、地面にリンディの左手に描かれた文字を描いてみせる。
「これが、きみの使い魔の左手に?」
何故かワルドは、念を押すように聞いてきた。
「そうよ。何か知ってるの?」
「いや、きみほどのメイジの使い魔なら伝説の――そう、例えばガンダールヴの印を持ってるかと思ってたんだ」
始祖ブリミルが用いたと言われる、伝説の使い魔。『神の左手』とも呼ばれている。
それを得るには、ある特別な才能が必要だと彼は語った。

逆を言うなら。
使い魔を見れば系統が分かるという事実は、伝説についても同じなのだ。
「じゃあ、わたしには、そんな特別な才能は無かったって事ね。運は良かったみたいだけど」
「運が、良い?」
「ええ。だって、リンディみたいな素晴らしい使い魔を持てたんだもの」
「そうか」
平坦な口調で頷くと、ワルドは地面に描かれたルーンを再び眺めた。
彼の記憶にある、どの伝説のルーンとも異なる。それはつまり、彼が求めた物とも異なるという事だ。
ルイズは、昔から少々特異な才能を示してはいたが――結論としては。

「虚無ではないということか……?」
陰鬱な口調で呟いたワルドに、ルイズは何故か嫌な感じを受けた。



聞いてみようとした時、激しく咳き込む音が耳に入る。
慌てて荷車に駆け寄ると、胸を押さえ、苦しそうに呻いているリンディが目に映った。
息は、かなり荒い。夜だというのに、顔色が悪いのもはっきりと分かる。

――先程よりも、さらに悪化している?

血の気が退くのを自覚した。
間に合わないかもしれない――そんな恐ろしい想像を振り払い、水桶に手を突っ込んだ。
震える指で濡れた手拭いを取り替えると、再びワルドの元に駆け寄る。
「とにかく、今は急いで学院に戻りたいの。手を貸して」
「僕のグリフォンで運ぶって事かい?」
「そうよ!」
グリフォンは、馬などより遙かに速いのだから。
「しかしだね」
ワルドは困ったような表情を見せる。
「グリフォンは疲れ切ってるんだ。三人乗せて学院まで飛ぶなんて、とても無理だよ」
「そんな! だったらリンディだけでも――」
「そうだ、いい方法がある」
詰め寄ったルイズに、彼は説得するように言った。
「預かった手紙を渡して欲しい。僕が姫殿下に届けよう」

「え?」
「僕一人で城に行って事情を説明すれば、他の者を手配してくれるはずだ。おそらくその方が早い」
「それなら、別に手紙が無くったって」
「いや、こんなに早く任務を達成したなんて、姫殿下だって信じないよ。だから手紙は必要なんだ」
確かに、学院と城はここから直線上にあるわけではない。選択は必要だ。
おそらく、確実に運搬手段を確保出来るのは城の方。
学院で速く飛べる使い魔はあの風竜ぐらいだし、万が一タバサが不在だったら意味が無くなる。
「でも、それより」
リンディだけでも学院に運べないのか――そう頼もうとして、ルイズは気付いた。

もう確実だ。ワルドは、リンディを快く思っていない。
平民か先住種族だか分からない、得体の知れない存在。しかも散々苦労を掛けさせてくれた相手。
挙げ句、彼は手柄を立てる機会すら奪われたのだ。――憎んでるかもしれない。
そんな人間を、大事なグリフォンに乗せるはずがないのだ。
さっきの怖い視線だって、明らかにリンディに向けられていたではないか。

「きみはその間、少しでも学院への距離を縮めてくれ」
「う……」
微笑みながら言うワルド。
だが、ルイズはその笑顔が、かつての優しいものとは異なっていると理解した。
自分を見る目が、どこか違うのだ。
そんなにリンディが憎いのか。それほど、その使い魔の主たる自分が気に食わないのか。
そして――こんなに狭量な人だったのか。
(苦しんでる人より、自分のことの方が大事なんて)
任務に関われなかったワルドが手柄を立てるとしたら、確かにこの方法しか残っていない。
彼は手紙を誇らしげに姫殿下に捧げるのだろう。リンディがどれだけ苦労したかなんて気にも留めず。

彼女は悲しくなった。
遙か昔の憧憬が、目の前で崩れ去っていくことが。

それに。
「手紙は渡せないわ。これはわたしとリンディが、直接姫殿下に渡さなきゃいけないの」
ルイズはきっぱりと告げた。
託されたアンリエッタの想いと、それに対するウェールズの想いと覚悟。
彼がリンディに誓約した事は、おそらく自分では上手く伝えられない。
指輪が託された時だって、ルイズは二人の間に入れなかった。
「本当は、わたしにだって資格は無いかもしれない。でも、託されたからには最後までやり遂げなきゃ」
「だが、それではきみの使い魔が、大変なことになるかもしれないぞ?」
「手紙が無くったって、姫殿下なら信じてくれる。だから行って。わたしは待ってるから」
そう言い捨てると、ルイズは荷車の方へと歩き始める。



「――どうしても?」
「?」
ルイズは、背後からの冷ややかな声に足を止めた。
同時に、背筋が凍るような寒気に襲われる。

「使い魔が大変なことになる。僕は、そう言ったんだが」

思わず唾を飲み込んだ。
今まで、これほど悪意に満ちた声を聞いたことがあっただろうか?
「……ワル、ド?」
恐る恐る振り返った途端。

彼の放った魔法――風の槌が、荷車を轟音と共に吹き飛ばした。


      ◆   ◆   ◆


「――――!?」
ドン、と重い衝撃を受けて、キュルケは後ろに弾き飛ばされた。
地面を転がりながら、必死に四肢を広げて勢いを殺し、体勢を取り戻す。
「い……痛いじゃないのっ!」
憤然と杖を構えた先には――巨大な土壁がそびえ立っていた。

「あれ?」
「なに呆けてんのさっ」
横を全速で走り抜ける影が一人。
それで気付く。ロングビルが咄嗟に壁を生成し、電撃の魔法を防いでくれたのだろう。
ついでに跳ね飛ばしたのは、少しでも距離を稼がせる為かもしれないが――素直に礼をするには痛かった。
「もう少し丁寧にやってよ。擦り傷だらけになっちゃったわ」
後に続いて走りながら、キュルケは皮肉っぽい口調で毒突いた。
「素直じゃないねえ。黒焦げになりたかったのかい?」
「ご冗談。微熱を燃え上がらせるには足りないっての」
タバサの元に駆け寄ると、二人して振り返った。それぞれ死角を作らぬように杖を構える。

だが、闇の奥に人影はない。

「タバサ、分かる?」
「分からない」
即答が返ってくる。
「――そう。でも」
気になるのは、タバサが最初から背中を見せていたことだ。
「そっちにいるんじゃないの?」
「いない」
今度は一瞬、間があった。
(どういうことかしら)
疑問に思いつつも、キュルケは信頼を揺るがさない。
確信が掴めない事なら聞く必要は無いし、それで何か起きたとしても、彼女は全力でフォローしてくれる。

不意に、ロングビルが苦々しげに呻いた。
「……どういうつもりだろうね」
「あら」
視線を向けると、いつの間にか彼女の正面三十メイル程の距離に、黒々とした人影がある。
堂々と黒塗りの杖を構えたその顔は、白い仮面に隠されて確認出来ない。
傭兵を雇い入れた、件の人物ということか。

「あの下は、いい男だったりするのかしら」
相手は、こちらを観察するように動かない。
姿を見せた意図は掴めないが――それでもやるべき事は絞られる。
「タバサ、こっち」
警戒をロングビルに任せ、キュルケは囁きかける
気付いているだろうに、タバサが背を向けたままなのだ。
そこまで背後を警戒する理由の根拠は?
「他に誰かいるっていうの?」
「……いる、と思う」
「なんだって?」
聞き捨てならない内容に、ロングビルも反応した。
あの技量の相手が一人と二人では、対応が根本的に異なる。先程の電撃魔法から、下手するとスクエアだ。
こちらはトライアングル以下のメイジ三人と使い魔一匹。
スクエア二人となると、逃げるのが上策だろう。

「そいつは確かかい?」
「分からない。けど」
タバサは静かに呟く。
「さっき魔法が使われた時、二人いたかもしれない」
同じ風系統の魔法が二つ。
間を置かずに放たれた槌と電撃が、一人で唱えられるとは到底思えなかったのだ。


      ◆   ◆   ◆


「言っただろう? ほら、大変な事になった」
ワルドは楽しげに顔を歪めた。

それはまるで爬虫類の如く平坦で、感情が一切感じられない。
眼差しに至っては、もう人に対するものではなかった。害虫を見るような蔑みしかない。
さらに怖ろしいことに。
その視界の中に自分も含まれている――そう感じた瞬間、ルイズはへたり込んだ。
ガチガチと歯が鳴っている。
腰が抜けてしまったのか、足に全く力が入らない。
「念を押しておくか。いくら死に損ないでも、先住種族だそうだからな」
「ひ……」
呆然と見上げるルイズの前で、ワルドは再び魔法を唱え始めている。

――誰に対して?

(やめて……)
声を出そうとしたが、唇が震えるだけで音にならなかった。
視界の片隅に映る、転がった荷車。微かにデルフリンガーの輝きは見える。
じゃあリンディは?
完全に裏返しになった荷台の下は分からない。宙に浮いた車輪が足掻くように回っているだけだ。
あんな重い物の下敷きになるだけでも、大怪我してしまうのに――もう彼女は。
(やめて。リンディは、立つことも出来ないのに)

ワルドの詠唱は止まらない。
彼の頭上の空気が冷えていき、その冷気がルイズの頬を撫でる。
何か強力な魔法を唱えている事だけは理解出来た。そして、それを止める術が無い現実も。

何故。
それだけしか頭に浮かばない。
ワルドは何故このような暴挙に出たのだろう。言う通りにしなかった自分が悪いのか?
リンディという存在が許せないからって、ここまでする事なのか。
殺したいほど憎いのは、やっぱり手柄を立てられなかったから?
だけど。
リンディには、手柄なんて立てるつもりは無かった。
アルビオンまで連れて行ってくれたのだって、自分が任務なんて引き受けたから。
その結果、もの凄く具合が悪くなって――今にも死んじゃいそうなのに。
全部、自分のせいなのに。
(わ、わたし、リンディを故郷に帰すって誓ったの、に)

涙に滲んだ視界の中、ワルドが杖を振りかぶっている。
(やめて)
あれが振られると同時に、彼女が死んでしまう。
家族の元に帰る事無く。――勝手に召喚してしまった自分のせいで。

「やめて――――――っ!」
絶叫したルイズの視界を、稲妻の光が白く染め上げていった。





「ふむ」
ワルドは、俯いて嗚咽を漏らす少女へと足を向けた。
目の前に立つと、のろのろと顔を上げてくる。涙に溢れたそれは、昔見た物と変わらない。
結局、昔から小さいままだったのだ。
「きみの使い魔は、死んだよ」
彼女の表情が、激しい絶望に彩られる過程を楽しむように、厳かに告げる。

「今回、僕の目的は三つあった。――いや、結果的には二つかな」
一つ目は、先に挙げたように、ウェールズ皇太子の確実な殺害。
二つ目は、アンリエッタ王女の手紙。
それを入手することは、トリステインとゲルマニアの同盟を阻止出来る可能性に繋がる。
「どうだい? 分かったかな?」
「……アルビオンの、貴族派」
驚愕の色が混ざる。
それを多少残念に思いながら、彼はゆっくりと頷いた。
エルフ共に奪われた聖地を取り戻す――その崇高な使命の元に繋がった、貴族の連盟。
それに国境は無く、トリステイン貴族である彼が加わっている事に何の問題も無い。
ハルケギニアは我々の手で一つになる。
その為には、些細なことに拘る意味など無いのだから。

「ああ、ついでだ。もう一つ有った目的も話しておこう」
信じられないという表情の彼女に対して、ワルドは思いついたように指を立てた。
「それはね。きみだったんだ」
「わた……し?」
「そうだ。きみには自分自身では気付いていない、凄い才能があると思っていたんだ」
彼は歌うように言う。
「僕の小さなルイズ。きみは、始祖ブリミルにも劣らぬ、優秀なメイジに成長するだろう」
「何を、言って」
今更。
こんな自分を持ち上げて、何の意味があるのだろう。
何も考えられないまま、ルイズは並べられる言葉を耳に入れるしかない。

「きみと結婚すれば、その素晴らしい能力が手に入る。そのはずだったんだが――」
彼は杖を振り上げた。
ぼんやりとそれを見上げるルイズに、楽しそうな笑みを見せる。
「きみはどうやら違っていたのかもしれない。求めた才能など無かったんだろうね」
例えあったとしても――今となってはどうでもいい事だ。
エア・ニードルの魔法を唱える。
回転する大気の渦が、杖を細かく震動させて鋭利な切っ先を形成した。
人を貫くには充分過ぎる力。

「結局、きみには何一つ無かったわけだ」
完全に表情を失った少女に向けて、ワルドは杖を構えた。
弔辞の代わりに、最後に一言だけ。
「きみの無意味な人生を終わらせるのが、僕になるとはね。――最後まで無駄な事をさせるものだ」

そう告げると、彼は青白く光る杖を突き出した。


      ◆   ◆   ◆


無意味。

何一つ為さないまま終わってしまう人生なら、そうだと思う。
魔法なんて成功したこと無いのに、唯一成功したのが召喚魔法。
自分には勿体無いほどの使い魔を喚び出せたけど、契約の際に怪我をさせてしまった。
結局、最後まで彼女の綺麗な羽が戻ることはなかった。
もう二度と見れない。彼女は死んでしまったから。
自分も、死んでしまうから。

(なんだろう)
目を閉じたルイズは、呻き声のようなものを聞いた気がした。
瞼を通して感じる、淡い光。
そっと開けてみると、緑色の光が目に入った。
煌々と輝くのは、自分の前で回転する魔法陣。それが、ワルドの杖を食い止めている。
「馬鹿な……まだ生きていただと?」
苦々しげに呟いた声に、それが応える。

「野望を語る男の人は魅力的です。でも、女の子相手にそれでは、些か品位に欠けますね」

耳に入るのは、涼やかな音色。
ルイズは、恐る恐る視線を向けた。幻ではないことを、心の底から願って。
しっかりとした足取りで、誰かが歩いてくる。
目の前の輝きと、溢れた涙のせいで良く見えないけど。



後退るワルドを睨みながら、リンディは歩みを止めた。
見上げたルイズの脇にデルフリンガーを突き立てると、何事かを一言囁く。
間髪を入れず応じる、承知、との声。

「わたしたちは、可能な限り現地の法に従います」
杖を構えながら距離を取る相手に対し、彼女は足を踏み替えた。
「ですが」
口元の血を拭う。
肺が損傷している証拠だが、気にはならなかった。
「正当防衛には充分過ぎる状況ですし、貴方を捕らえる義務も、おそらく無いでしょう」
身体は充分。それに、少しばかり長く保たせても意味が無い。
今この場で、最後まで。
「そして、何よりも」
非殺傷設定――ファイアリングロック、解除。
そう内心で呟いてから、彼女は静かに宣告する。

「貴方は、一人の女の子の人生を、身勝手にも否定しました。――その罪、軽くはありませんよ」










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